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緊急!ヒット商品番付表の裏にある大きな背景

2011年06月28日 08:00

2011年上半期ヒット商品番付記事の中で目に付いたのが博報堂の調査結果でした。
“社会と自分のこれから”と言う見方が、今までだと、相互に似た動きをするのに対して、今年は逆の方向を示したということです。

社会が・・・
「悪い方に向かう」「やや悪い方に向かう」が41,4%、「良い方に向かう「やや良い方に向かう」が15,9%に対して、自分の暮らしは「楽観的」「やや楽観的」が47,6%。「悲観的」「やや悲観的」が16,8パーセントとのことです。“社会の先行きは予断を許さないが、自分の未来はそれとは別で楽観視している”と言うことなのです。

これはすごいこと!だと感じました。

大きくとらえれば、日本と政府、原発事故、復興のもたつき、などなど社会の立ち直りに、あまり期待は持てないが、自分と自分が知っているコミュニティー、そして、「絆」を維持している日本国民(家族)はなんとかやる!何とかする!と言うことなのだと、私は勝手に解釈しました。

今までは社会と自分は似た方向を示していたのです。しかし今年は逆のです。これをダイレクトに捉えると、国には期待できないけれど、自分と仲間は信頼している・・・このように解釈すると、あーこの国は過渡期で、成熟、進化しつつ状況にいるのだ!と妙に納得しています。このことを政治家、あるいは企業が、自分達がどのように国民(消費者)の信頼を裏切ってきたのか、覚醒しないと、いつかえらいことになるよ!って、事前告知をしているのです。

そこで蘇ってくるのはこの言葉です・・・

(前略)これまでのような、横並びの競争の中で周りを見ながら走り、そこから一歩抜け出すことだけを考えていれば良かった時代は終わりました。自分のあり方を主張し、他と違う自分なりの戦い方を明確に持っていなければ戦えないということに、企業も、そして個人も気づいています。(後略)

やっと、日本のものづくりと生活者は、進化の覚悟を固めたんだなと思いました。これらは私自身の勝手な解釈ですがね。(笑)

以前、「変わること」と言うタイトルで、大震災後に顕在化した生活者意識と8つのデザイン宿題を書きました。その意識とヒット商品の結果が、ずいぶん符号していることに、我ながら驚いています。

1 自分の身は自分で守る決意
2 支え支えられて生きていくことの感謝
3 今までと同じではやって行けない悟り
4 事実を知った上で選択する覚悟
5 逃げられないから立ち向かう意思
6 強さを秘めた優しさをふるまう喜び
7 権威に対しての盲従はやめる自立心
8 日本は自分達がつくっていると言う誇り

今日も2つの会社の方々と、新商品と新事業のミーティングをしました。“新しい思考と古い行動”が、ギシギシ軋み音をたてた会議でした。みなさんは、どうお考えになりますか?
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