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研修から実戦開発へ「つなぐ」3-3

2011年06月16日 08:00

研修スタイル実戦開発型
開発テーマをもった企業が複数集い、相互に機密保持契約を締結し、合同の手法研修を受けつつ、成果の個別のアドバイスを受けながら、個々に商品開発を実践する形


前回の続き商品開発と事業構想がつながっていない!)

それでは!もっと経営者が頑張って、市場を創る事業構想を考えればいい・・・。
ところがそうはいかないんです。経営者の頭はマネージメント頭になっていてやわらかな「ものごと」、を発想する頭になっていないんです(失礼)。いや、成れないのです。ものづくりを効率よく成長させる「技」が経営手法であると教わってきたのですから。それに、日本の経営者は忙しすぎます。加えて真面目で正直です。資金繰りから仕事の確保、そして売上の心配と社員への気遣い・・・。とにかくリアリストでなければやっていけない状況で、「夢のような事業構想」を考えている暇はなさそうです。
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日本が戦後長い間、技術を磨きこんで勝利してきた方程式は、戦うべき市場があったときには、巷間言われる「差別化」の事業構想でよかったのですが、その事業構想のもとには市場がないのです。だから商品開発の効果が短命で終わる。したがって事業構想と商品開発が「断絶」していると言う結果になっているのです。いったい誰と何を「差別化」をするのか?もう一度考えてみましょう。同じ土俵の商品による差別化ではなく、根本的に立ち位置の異なる商品市場を生み出す「差別的市場」を創るのなら「差別化」の意味がわかります。

つまり・・・

自分のあり方を主張し、他と違う自分なりの戦い方を明確に持っていなければ戦えないということに、企業も、そして個人も気づいています。

日本の経営者も、何もない時代には、ホンダさんやSONYさんの創業社長さんのように、未熟な市場を創出する「夢の事業構想」を掲げて、今の時代を築いたのだろうと思います。いや、当時であっても「なんて、夢みたいなことを言っているのか」と、あきれられたような気がします。
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どんな時代であっても、時代の先端を切り開く人は変人で、前例のないことをやる方たちです(笑)。


今、そんな時代であるからこそ
経営者の奮起を望みたいところですが、どうも無理かもしれません。お手本となっている欧米のマネージメント手法は、明らかにビジネスに関わる階層が固定されていて、トップマネージャーしか事業構想を触れないようになっているのだろうと思います。ビジネスエリートであればあるほど、マネージメントが目的で、硬直化しています。

だとしたら!今は、自由な発想を旨とする商品開発担当者が、商品プランを作りながら、荒くてもいいから、商品プランを「良いビジネス」に活かす事業構想を立ててみる。それを経営者に伝えて、ともに考えていく。この手順がこれが日本の製造業を「進化」させ方法だと思うのです。つまり、「進化」は、現場が事業構想を発想する「力」を持つこと。それを経営共に事業構想に仕上げ実現する。これが良いと信じています。

そこで、今年の燕三条地場産業振興センター デザイン企画課の事業は、次のような構想で新事業を計画しています。残念ながら、こんなにいい事業を受ける権利は、燕三条地域の企業さんのみ!に限られているのですが・・・(笑)



燕三条地場産業振興センター研修のご案内

「つなぐ」開発手法で事業構想を強化する!!研修スケジュールなど詳細は>>>コチラ
それ以外にも各種支援メニューを取り揃えております。お問い合わせをお待ちしております。

(財)燕三条地場産業振興センター
 産業振興部 デザイン企画課
           酒井 利昭
tel.0256-32-5806 fax.0256-32-5701
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