FC2ブログ

ING DESIGN 3

2010年12月02日 08:00

モノよりコトってどういう意味?
モノよりコトが大切!などと巷間言われて久しいのですが、プロのデザイナー以外は、それを念頭において開発することは難しく、ピンと来ないはずです。ややもすると、それらは空疎な論議を呼ぶことになります。
それに実際、デザインは、確かにモノ=カタチのことだけではないと思っていても、私たちがお金を払うのは、所詮、見ることができる。触ることができる。使うことができる=モノ(商品)やサービスなのです。

ただし、いいものだけど売れない・・・。と悩む企業にとって、モノがあればいいと思っていては間違いだ、と気がつきつつあることも事実で現実です。

さあ、どのように考えたらいいのでしょうか?

基本はこの事例(ING DESIGN 1 / ING DESIGN 2)のように、

・提案商品があってしかるべき状況まで研究対象を広げること(暮らしの研究)

・それらの結果を洗濯や収納のあり方、仕方に反映すること(コトの開発)

・あり方、仕方というソフトを具体化する新しい形(モノの開発)


これらを一式デザインすることがヒントです。ハード(商品)と共に、ソフト(新たな使い方)まで、セットでデザインすることが、つまりモノとコトのデザインなのです。

「ING DESIGN」のコンセプトを深堀する
以上4点の商品を紹介したカタログでは、コンセプトを以下のようにまとめられていました。

ingca.jpg

“くらしの一こまではなく、快適に流れる動画のように、連続する行為をデザインしました。
くらしの動作を止めることなく、流れるように使いこなす道具。それがINGのコンセプトです。“


流れるように使いこなす(コト)=それをデザイン(モノ)したのです。

<流れるように使いこなす>その行為自身がコトで、そこに、近年言われている“デザインはモノだけではなくコトが重要!”と言う意味が含まれているのです。
ing_ex.gif
まさに、「IFFT」を見に行こう!で触れたように・・・「コト」とは、“ライフスタイル(流れるように使いこなす生活スタイル)そのものを提案する”といった言葉そのものに帰着しますね。

綺羅星のごとく洗練されグッドデザインが居並ぶIFFTで、この事例が、中小企業が見習う、デザインの解釈と仕事振りだと感じました。どうぞ参考にしてください。これらの考えで、デザイン開発を実践すると、新しい独自の土俵を持った、市場も同時に開発することができます。

資源の乏しい中小企業だからこそ、勝ち残るデザイン活用術です。ぜひ、今開発中の商品テーマを見直すことを強くお勧めします。

ING DESIGN 1 / 2 / 3 / 4
スポンサーサイト





コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://crewdesign.blog137.fc2.com/tb.php/9-818de717
    この記事へのトラックバック