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研修から実践開発へ「つなぐ」3-1

2011年06月14日 08:00

研修スタイル実戦開発型
開発テーマをもった企業が複数集い、相互に機密保持契約を締結し、合同の手法研修を受けつつ、成果の個別のアドバイスを受けながら、個々に商品開発を実践する形


命名!燕三条型
今後、このスタイルが急増しそうな気配です。これを私は「燕三条型」と密かに命名しています(笑)。燕三条地場産業振興センター デザイン企画課の事業は、歴史が長く、質量ともに充実しています。しかし、いきなり実戦型になったわけではなく、さまざまな試行錯誤の結果でした。

スタート時点では、やはり中小企業大学校型でしたが、その中でも特徴的なのは、東京のグループインタビュースタジオを借りて、商品案の仮説検証をやってきたことです。これは準備も費用もかかりますが、自分達が考えた商品案を、消費者に直接、遠慮会釈なく評価されることが、とても刺激的で受講企業に大人気でした。バイヤーさんからしか、情報をとることがなかったから当然ですよね。

grin.jpg

研修目的は開発手法の習得ですから、そこで経験した手法をビジネスで実践し、良い商品を生み出すことは、各企業の意識にかかっているわけです。しかし、燕三条地場産業振興センターは、チャレンジ精神が旺盛で毎年改善し、もっと!いい結果を出したいと思っているんですね。これは燕三条という土地柄でしょうか?そこで考えたのが、研修スタイル実践開発型の事業です。カリキュラムはおおよそこんな感じです。参考にしてみてください。

カリキュラム
参考:(財)燕三条地場産業振興センター 平成22年度新商品企画開発支援事業 「発想型仮説による新商品開発

実際に自社商品を、経済的な価格で優秀な講師(爆笑)の指導のもと開発できるのですから、これはもう刺激的効で本気になります。しかし!講師はつかれます。これは講師の範疇を逸脱していますね。プランナーとデザイナーの仕事までしてしまいがちな勢いです(苦笑)。どこで歯止めをかけるか?生まれた権利をどうするか?などなど問題が生じます。しかし、それを見越して講師に優秀な弁理士さんが参画されていますから体制としては万全です。

他社の前でプレゼンを行いますから、これはまた勉強になります。最初は機密保持の問題もあるので、情報を開示してくれるかどうか心配だったのですが、これは大丈夫でしたね。それ以上に得るものが大きいのでしょう。

一昨年、ここから生まれた商品群が、「ING」デザインという名称で「インテリアライフスタイルショー」にて発表されました。ある商品は新潟で権威あるIDSデザイン賞もいただきました。現在発売もされています。

osso2011.jpg
2011 IDS審査員賞/川口工器株式会社(三条市)OSSO(オッソ)

また、もうすぐ発売の有望な商品もスタンバイしていますよ。ご期待下さい!

次回はまたこの続きをお楽しみに。
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