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いよいよ生活と産業を「つなぐ」です

2011年06月07日 11:38

私はこれが日本型オープンイノベーションだと思っています。
2004年米国発のパルサミーのレポートの根幹は、「ゲームのルールを変えた者だけが勝つ」でした。いやらしいくらい、冷徹で強靭な意志の力を感じます。絶対に日本人、いやアジア人にはない感性です。

1998年、アップルが、来るべき世紀に向けて、家庭用情報ハブとしてiMacを販売する際、次のようなプレスリリースを発表していました。21世紀の企業活動を先導する重要なメッセージとしてお読みください。

(前略)これまでのような、横並びの競争の中で周りを見ながら走り、そこから一歩抜け出すことだけを考えていれば良かった時代は終わりました。自分のあり方を主張し、他と違う自分なりの戦い方を明確に持っていなければ戦えないということに、企業も、そして個人も気づいています。(後略)

まさにオープンイノベーションの先駆けで、グローバル競争の幕を切って落とす言葉でした。

これ自体素晴らしい言葉です。しかし、その結果、勝者のルールで成果が分配され、お裾分けをもらうのは嫌で、それぞれが主役の全く新しい産業の形に進化する方法があるはずです。日本には日本のやり方があり、アジアのマインドに浸透しやすいビジネスの構想があると思っています。

今、それを、生活実態と離れてしまい、取り残された産地と伝統工芸産業を事例にして、「つなぐ」ビジネスを実験しています。1年かけてもう少しで結果が生まれそうです。

基本は、企業間競争の結果生まれた、不要な差別化機能の商品に「NO」と言い、地域の生活を押し上げる商品スペックを企業間で「つなぐ」ことです。地域生活者が主体です。デバイス調達は限りなくグローバルで、完製品はあくまでローカルです。

どんなイメージなのか、みなさん勝手に想像してみて下さい。意地悪ですか?(笑)
工務店の下請けに世界の自動車メーカーや家電メーカーが入るのです。家での生活をもっと充実するのに、生産ラインの途中から半完成品の自動車を抜いてきて、地元で完成させる!家と車がもっと仲良くなる。生活がもっと豊かになる。そんな実験を始めます。
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さあ、これで新シリーズの「つなぐ」が3つで揃いました。何のことかよくお分かりにならないと思います。次回から各論の事例と実験のお話を、少しづつしていきます。

お楽しみに!
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