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未来の指定席を予約する 2

2011年06月03日 13:22

分析型の未来予測は、過去から現在を経て未来を想定しますから、今の時代を引きずっていて、その先の未来はどうしてもレクイエムシナリオになるのです。いままでの未来予測はこれが正しいと言っているのです。誰がそんな未来を欲しがっているのでしょうか?

商品開発は、その開発行為を通じて、明るい未来をつくるのが仕事ですね!だったら、明るい未来じゃないとこれから考える商品は売れませんよ。いい商品が売れていく未来を発想しましょう。

・・・いささか強引?でも講師の手前、受講生なんとなくうなずいてくれました(苦笑)


馬場 「現在を断ち切って、商品投入予定の(想定未来)の(その先未来)を、明るく発想しましょう」

受講生「あのー・・・実現可能な根拠のある未来すか?」

馬場 「その質問は分析の姿勢です。実現する責任は持つ必要はありません!明るい未来を発想してください」

受講生「・・・。」



とたんに受講生達は苦しみ始めます。なぜでしょうか?

真面目な商品開発なのに、小学生が未来社会の絵を描こう!なんて言われているみたいで、「できもしない夢を描いてどうする・・・」と、葛藤するんですね(苦笑)

現在の断ち切りし、商品を投入する先の遥か未来を発想します。次にその空想未来からクルッと振り向いて、商品を投入する「想定未来」を、過去のよう見つめて発想するのです。こんなやり取りが続き、結果的に商品を投入する時代の明るい未来像を、七転八倒しながら発想していただきました。


馬場  「現在から発想する想定未来と、うんと先の未来からもどってきた想定未来のどちらで生活したいですか?」

→受講生「未来からもどってきた想定未来は明るくて生活してみたいです」

馬場  「だったらその未来を手に入れましょうよ!その素敵な未来が、みなさんの開発テーマに要求を出し、開発の方向性を教えてくれるのです」

→受講生「なるほど・・・なんとなく分かってきた」

馬場  「みなさんが発想した想定未来は、市場の声を代表した大きな願望なんです!」

→受講生「あっ、分かった!生活者に代わって未来を発想したことになりますね!」



・・・と言う感じ。どうですか?あなたの心のつじつまが合いましたか?(笑)

・いったん、今を断ち切り遠い未来に飛び理想の「夢」を発想する

・「今」と遠い未来の間にある「想定未来」の間を「つなぐ」要領で「夢」をブレークダウンする→これが開発テーマに与えるキーワードになる。

要は、「今」という時代の呪縛から逃れて、良いことを発想しようと言うことです。
デザインをワクワクして実践するコツです。

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頭の中でバックトゥーザフューチャー!

■やまがたエクセレントデザイン塾のみなさん!すごく頑張りましたね。合格です。次回6月15日、また集中して頑張りましょう。宿題をお忘れなく(笑)

■今日は午後から新潟は燕三条地場産センターで、グッドデザイン説明会(日本デザイン振興会主催)と、商品開発実践室のセミナーに出講です。また新しい出会いが楽しみです。
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コメント

  1. 笑いながら拝読しましたが、現実はこのように笑えない冗談のようなものですね。
    でも気付いてくれる人を増やしたいと、我々もやっております。
    とても腑に落ちるお話し、ありがとうございます。
    また、新橋MTGやりましょう。
    面白い仲間も紹介したいです。

  2. 馬場 了 | URL | v6O6VgHs

    宇都宮様

    コメントありがとうございます。
    役立てていただくことと、何んらかの反応がブログを書く者のご褒美です(笑)。

    お互いに道は険しいですが、明日のものづくりを探検する楽しみを
    味わいつつ、歩を進めてまいりましょう。
    新橋ミーティングやりましょう!。

    これからも熱筆しますのでご愛読下さい。
    金沢行きの「はくたか」にて。

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