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デザイン事例2:鍵を見るとわかること

2011年05月13日 01:23

eyezu


次は鍵を持つ人であれば誰しも体験した不安な気持ちを解消する鍵、「アイズ」です。
ちょっと大げさな書き出しですが(笑)時間がなかったり気が競っているととてもよくあることです。
僕もあれ?どーだっけ?ということがとてもよくあります…(苦笑)

それは鍵をかけたかどうか、出かけた途中に気になってしまうことです。
よくありませんか?

車で外出した際に高速に乗って奥さんから、「ねえ玄関の鍵かけた?」と聞かれたり
高層マンションでエレベーターに乗って一階まで降りた時に、あれ、鍵かけたな?と不安になるとか。


awaterukoto

急いで出かけてしまって戻るに戻れない時に限ってそういうことがありますよね…
そういう時に鍵を見れば施錠したのかどうかがインジケーターでわかるようになっています。
これは鍵だけじゃなくて、持ち物を忘れていないかどうか、
忘れっぽい自分としてはすべてのモノについていて欲しいぐらいです。(笑)

アイズもキーキッス同様、鍵を使う際の気持ちについて発想した結果生まれた商品ですが、
これらは電子的でなく、機械的に解決しているところに意義があります。
構造もいたって簡単で、特殊な技術や素材が採用されているわけでもありません。
電子化すれば様々なオプション情報も盛り込めますし、小さくもできるかもしれない。
さらに現状ではインジケーターが解除されてしまう事もあり、これに全幅の信頼をおけるわけではありません。
ですが、鍵掛けの意識が芽生えればそれで成功、と思い切ったおかげでコストや電池切れの問題から解放され、
施錠忘れによる窃盗に悩むマンションディベロッパーなどに採用されやすくできました。

デザインとしてはもっと理想的な形や手段を想像しえるのですが、機械的解決に共感しているので、
携帯性でなく操作性や視認性に工夫をしました。
機構を収めると必然的に大きくなるので、その分握りやすさを訴求し、
鍵をかける際の感触はキーキッス同様に向上できたと思います。

余談ですが、車のスマートキーを使った際に、すごく不便を感じました。
鍵を取り出す行為がいらなくて便利にはなったのでしょうが
機械からのリアクションがないためにいろんな意味で意識が希薄になるのです。
それに加えてスタートボタンのガサツな感触が…(苦笑)
何かが始まるという感覚がすごくないがしろにされている気がします。

最初に書きましたが鍵は金属の板で刺して回すだけの、変わり様のない商品だと思われてきましたが、
まだまだやることはありそうです。
何より、人生で一番高価な買い物であり、生活の基盤である家の重要な構成部品が、
ただの金属板しかない現状でよいのでしょうかね?

オプナスさんでは「セキュリティを愉しくしよう」という事業コンセプトをかかげて商品を生み出し続けています。
人々が疑心暗鬼にならず、鍵をかけなくても自然と守られているような、古き良き町内会のような
セキュリティが理想、と考えているようです。
デザインする際にも常にこのアイテムを愉しくするには?できる限り盛り込むようにしています。

鍵を見るだけで持ち主や家の表情がわかる、ニヤっとしてしまいそうな、そんなモノを提案していきたいですね。
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