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ハロー!インダストリアルデザイン

2011年02月22日 08:00

デザイナーになりたくて上京
中学校の制服を身にまとい、集団就職列車に乗った仲間たちを、長岡駅のホームで見送った後、僕はデザイナーになりたくて、東京の高校に入学するために、一人別の列車に乗って上京しました。

東芝製のEF58が牽引する列車はこげ茶色の?等車です。緑色のビロード時の座席の硬さと、残雪が残るループ式の清水峠越えも、多少の感傷と希望が入り混じった感覚も、まだ鮮明に覚えています。それ以来、日藝を卒業するまで世田谷区の上北沢に住んでいました。

僕が高校に通いながら、せっせと学芸大駅商店街にあるデザイン予備校(東横美術なんてまだあるかな?)で、石膏デザインに勤しんでいたころです。
朝早く起きて家を出ると、近所に住んでいた巨人軍の長嶋選手が、日大の文理学部のグランドまでランニングする姿に会えるというご利益もありました。「おはようございます」と言えば、「オッ、オハョッ」と、例の高いトーンの声で、軽く手を上げて気楽に返事を返してくれた白いジャージ姿が眼に焼き付いています。まさしく昭和のど真ん中で暮らしていました。

setagayamotors.jpg
そんなこともあって、僕の自宅のガレージは、この時代に近所で見かけた「世田谷モータース」がモデル

ハロー!インダストリアルデザイン
車がすき!
電車がすき!
バイクがすき!
飛行機がすき!
船がすき!
ブルドーザーがすき!
エンジンが付いて動くものがぜーんぶすき!・・・。

それを構成しているネジからカムからギヤなど部品が好きで、それを上手くまとめて機能させカバーする。そんなモノがたまらなく愛しくて、製品丸ごと関われるのが「インダストリアルデザイン」と知ってから、ふとんの中でまんじりとも出来なかった夜がありました。

TOKYO OLYMPICS, 1964 (REBUILDING JAPAN)
Photo by Michael Francis McCarthy

この国が、工業立国にならんとし良質な労働者と技術者を欲していて、将来の発展を誰一人疑っていなかった幸福な時代でした。

つづく
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