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抽象化の面白さと奥深さ

2017年11月28日 13:51

このブログでは、イノベーションを起こすために課題=デザインの対象を「抽象化」して捉えることの重要性を述べています。つまり、「抽象化」とは課題の「本質」を見極めることに通じるからです。それ為しには、絶対にイノベーションなど起こせないのです。

「本質」の把握・・・などと言われると思わず身構えてしまいますよね。実は、その「本質」をカンタンに把握する方法が「抽象化表現」なのです。これは案外、奥深い思考が必用なのですが、コツを一つお教えしますね。

「抽象化」には二つあることを知ってください。

一つ目が、対象物が誕生した時に持って生まれた、「物財」としての「はたらき」です。これは「モノ」に装備させた「基本機能」と言ってもいいでしょうね。

例えば洗濯機が世に出たときの「物財」としての「はたらき」を抽象表現すると、こんな表現になります。

「洗濯対象物の汚れを水の撹拌によって落とす装置」

つまり洗濯機をいう「名詞」を使わずに、そのものの機能を説明する表現のことです。これはVE(価値設計)の入口で使う表現手法でもありますね。(VEについては後日お話をします)。どちらかというとエンジニアリング視点です。ここでメカの本質が見えてきて、「代替メカ案」が浮かびそうな予感がすれば、技術主導のイノベーションの入口に立っていることになりますよ!ダイソンさんみたいにね(笑)

20111206_4779342.jpg
写真出典:http://poyoland.jugem.jp/?eid=702&guid=ON&view=mobile&tid=6

二つ目が、ユーザー視点で見て、「物財」が与えてくれるベネフィット=ご利益を抽象表現したものです。こんなふうになります。

「洗濯物を投げ込めば勝手に洗濯をしてくれて、足腰の痛みや冬の辛い水仕事からお母さんを解放してくれるお手伝いさん」

これはマーケティング視点の抽象化ですね。それも洗濯機が発売され昭和の「抽象化」です。今日の洗濯乾燥機は???さあ、どんなはたらきの抽象化ができるでしょうか?ここでも、新時代のユーザーさんに対して、「新しいお役立ち案」が浮かんでくれば、マーケティングでイノベーションが起こせますよ!今度はアップルさんみたいにね。

20111206_4779356.jpg
写真出典:http://poyoland.jugem.jp/?eid=702&guid=ON&view=mobile&tid=6

ここで一つ大切な気付きを!
それはエンジニアリング視点のイノベーションよりも、マーケティング=ヒト視点のデザインイノベーションンの方が、小さな企業にとって仕掛け易いということです。その理由はまた次回に種明かしをして行きます。

只今、金沢に向かう「かがやき」車中。左に立山連邦、右に富山湾。冬の絶景です!

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