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「3×4」のルーツ 3

2017年01月26日 13:28

これからが工業デザインの出番だ!

今、金沢→京都→金沢の出張に飛び出しました。この時期の「かがやき」車中はビジネスパーソンが多く静かで仕事がはかどります。インダストリアルデザイナーとして、この国の産業を根底から支えているバリバリの製造業3社を訪問します。冬晴れの関東平野を一路、日本海側に向かっています。


かがやき


「インダストリアルデザインの時代は終った」などと、放言する言葉巧みなデザイン評論家がおられますが、現場で仕事をしたことのない誤った認識です。中小製造業には大企業と異なるデザインの解決策を待ち望む宿題が山積みになって溢れそうです。ただ、経営者もデザイナーも、それがデザインの仕事であることに気がついていないだけなのです。

jig1.jpg

nishimura01.jpg
株式会社ニシムラジグ

これからが次世代の工業デザイナーが活躍する時代の幕開けです!そのためにも製造業と共有できるデザインメソッドが必要なのです。クルーがどのような次世代の工業デザインサービスとご提供しているのか?このお話も何時か文字にしてみたいと思います。


三代目「3×4」の度重なる静かな変化

この時代の「3×4」は、ステップ1の開発導入部分で「環境分析」から始まっていました。デザイナーの直感力から、何となく違和感を感じながらも、これに変わる良い手立てを発明できないまま、世の中の体勢に従って、圧倒的な独自性は生み出せないが、他社に比べて良い点数がとれる「同種優位」の答えを創るスタートに甘んじていた時代とも言えます。
しかし、ただ手をこまねいていた訳ではありません。ステップ2で仮説づくりを投入しました。これによって、例え分析から始まろうと発想をブレイクさせるパワーを「3×4」に仕込むことができました。


3_4_roadmap.jpg


仮説づくりは、明日香出版社から「絶妙な仮説をつくる技術」として出版することができて、今ではその系譜が「ノニデヲデ簡単仮説」に引き継がれ、今でも多くの開発現場で活用されています。

IMG_0644.jpg


分析から離れ発想へ大きく転舵した「感動開発」

ここで大きな変化が起ります。リーマンショックが起り日本の精緻なものづくりが大変革を迫られます。「3×4」も、経営コンサルの王道的手法であった、環境分析の呪縛から逃れ、自由に欲しい未来を発想する手法を開発し、エモーショナルな思考を重視した「感動開発」へ入って行きます。


感動マップ


遠くの「未来へ飛んで発想し、その未来から商品を投入する近未来を過去のように発想する」というロジックです。未来に飛んで当たりくじを買って帰る・・・あの映画のように、「そうだったら人生良いだろうなぁー」と願っているあの感覚ですね(笑)。デザインってそんな感じがとても大切なんですよね。


デロリアン


そんなことを中小企業の経営者さんと一緒に日々考え、「3×4」が、いつまでもお役に立てるメソッドであるように・・・と、現場の声をお聞きしてブラッシュアップをし続けています。これからも・・・       

もう少しつづく雪の照り返しが眩しい妙高を車窓に見ながら・・・間もなく日本海です。

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