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キーワード1:どこからできるか

2010年12月22日 16:16

Gマーク講評会を終えて
12月21日(財)日本産業デザイン振興会デザインハブで、今年度Gマークにエントリーされた企業を対象に、Gマーク講評会(ユニット4・5)が実施され、私もユニット5の審査委員として出席させていただきました。会場一杯に、これからのデザインについて知見を得たいと、熱意みなぎる80名様が参加されました。

審査委員の大島さん、村田さん、山本さんのお話に続き、私は受賞商品を題材に、「デザイン・デザイナーの仕事と可能性」を4つのキーワードにお話をさせていただきました。そこでの話を4日に分けてお届けしたいと思います。

事例1 コミー株式会社 ラミコート




当該所品はオフィス等の通路などに取り付け、死角を排除しスムーズな往来を可能にする、いわゆるカーブミラーです。

縁なし、軽量、シンプルで存在が周辺に馴染みながら、必用時にきちんと機能する美しい商品です。設置時の三方チリ合わせが本体を浮かせて見せ、それが“軽量感演出の鍵”であることを見抜く眼力が、設置金具の仕掛けに生きていて見事なデザイン仕事になっています。これ以上省くことも追加することも不要なプロダクトに仕上がっています。

この企業さんは毎年ミラーの新商品をGマークにエントリーされて、確実に商品力とデザイン開発力をつけられています。

デザインの仕事は前述したように美しい形を創作することですが、本質は“チラ見をして、瞬時に対象物(人)の状況を把握できる適正な映りこみの曲率と反射範囲の計画“だと思います。実はそのバランスの上に、美しいデザインが成り立っているのです。問いかけは、そこまでデザイナーが関与できる見識を持って、美の原点に迫れるか?と言う未来の可能性です。

キーワード1:デザインは「どこからできるか」

つづく

デザインの可能性 1///
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