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有機ELはいつまで次世代のあかりなのか?

2015年03月20日 08:00

今回は前回記事の引用からはじめます。

とかく、有機ELはパワー(照度)が足りない。価格が高い。まだまだ次世代の照明だ。という趣旨の発言が多いのですが、本当にそうなのでしょうか?3人のカリスマと共に発想した商品には、少なくとも照度不足と言った声は聞こえませんでした。それなら価格は?さあ、この「ご利益」の価値にいくらの「価格」を付けるべきでしょうか?との問いかけについて、みなさんと一緒に考えてみたいと思います。



oledboothyamagata.jpg

有機EL村をつくっていないか?
これを真っ先に感じたのがライティングフェア初日の弊社スタッフが電話口で叫んだ声でした。
「だめですよ!来場者は有機ELのことをなんもわかっちゃいない!」
「有機EL自体を理解させる手だてが必要ですよ!」


予想してはいたものの、「やっぱりか・・・」という独り言が口をつきました。

そして次の一般的な有機ELに関する自虐的な技術者の声・・・
「LEDと比べて有機ELはあらゆるスペックで数字的に見劣りして高い!顧客(B to Bビジネスですがね)を説得できない」と言う技術営業の方。
「まだまだ寿命が短くパワーが足りない上に価格が高い」というマスコミさん。

そして、山形ブースに来場され熱心に有機ELの説明をお聞きになり・・・
「凄く興味を持ちました、買えるんですか?いくらですか?」と、今にも持って帰りたそうなエンドユーザーさん。
「今年も進化しましたね!いろいろあって素晴らしい。これからも頑張ってください期待しています」という有機ELウオッチャーさん。
「山形さんには頑張って欲しいんです。うちなんかここまでやれないのですよ」というご同業の技術職の方々。

ライティングフェア

さあ、みなさん!これは一部かもしれませんが私が実際にお相手させて頂いた事実・実態です。これをどのように考えたら良いのでしょうか?私の解釈は有機ELエリート村社会で、心地よい生活をしている。それが有機ELを次世代照明に閉じ込めている最大原因だと思っています。その現象を記述してみます。

・ エンドユーザーに有機ELの魅力をほとんど伝えていない
・ 有機ELの限界を「B to B to Cビジネス」のBとBで勝手に判断している
・ 有機ELを照明器具のデバイスとしてLEDとの比較数字でしか捉えていない
・ 有機ELの働きを知ろうとしないし正体を発見しようとトライしていない
・ 技術を生活で使えるようにするデザイン思考が不足している
・ 組織を横断し有機ELを事業化するチームがなく活動がされていない
・ デバイスメーカーと消費材メーカーの本気の取り組みがない
・ 研究対象と商材として付き合い生産や生活現場で自ら使っていない
・ どうせ有機ELはまだまだ先で今はLEDで稼げば良いと思い込んでいる

客観性に乏しく教養のかけらもない書き方をしたかもしれませが、少なくとも山形県は上記の多くに問題意識をもって活動していると感じています。この根底は、山形県が掲げた産地コンセプトにあります。

manabutukaumap.jpg
クリックで大きなが画像が表示されます

「産地とは生産する地にあらず、使う人や企業があって、BとCが相互に学び合うことが起こっていて、それが継続して相互作用を生み出すのが有機ELの産地である」と、強い信念を持っているのが素晴らしいと思っています。それを公益財産法人山形県産業技術振興機構が先導的に活動し、100社に及ぶ有機ELに関心を持つ製造業が集い、「有機ELといえば山形」の活動を実践しています。勿論!そこにはデバイスメーカーの「ルミオテック」と「パイオニア」という、世界をリードする企業の存在があり、白色有機ELの生誕地「山形大学」の存在があることは言うまでもありません。

CBtoB.jpg

有機ELマーケットを創るには、上図のようにエンドユーザーの心に直接、有機ELの素晴らしさを届ける!これが最初の仕事ではないでしょうか、有機EL村社会から外に飛び出しましょう!
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