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出ました2010年ヒット商品番付!

2010年12月16日 08:00

12月8日に日系MJから今年(2010年)のヒット商品番付が発表されました。(日本経済新聞ヒット商品番付

2010年
東の横綱はスマートフォン 
iphone3gs.jpg


西の横綱は羽田空港
R0014114

ちょっと気になって10年前(2000年)の番付をみたら・・・

2000年
東の横綱はiモード
"I" button

西の横綱は半額バーガー
McDonald's™ Overload, Times Square, NYC

10年たってもモバイルフォンが横綱でした。ただしその商品を、ただの「モノ」としてみれば、「なーんだ、またケータイか・・」ってことになりますが、生み出した社会背景=コトを分析すれば、その必然性がわかり、生み出す効果と社会変化も予測できます。結果、同じケータイでも、そこには大きな意味の差があることに気がつきます。

僕らデザイナーは、日ごろそんな社会現象を見つつ、新たに生み出すことに大きくかかわっていて、ファッション(流行)の断面の積み重ねから、トレンド(動向)を読み取って、トレンドをリードする次の一手を打つのです。・・・が、

が!です。何か妙にそらぞらしい感じがしました。“過去の積み重ねから現状の必然を認識し未来を予測する”
ものすごく、もっともらしい理屈なのですが、そこには誰か(時の流れ)が未来を創るという前提があって、その範囲の中でみんな“合意して売れるもの”をでっち上げようね!“と、シンクタンク、マスコミ、マーケティング、デザイナーたちが結託して作っているような“気分”なってしまいました。

でも!こんな気分って大切なんだろうと思います。
これは今の閉塞した時代が僕自身の気持ちに反映して、「あー、ヒット商品といわれても、本当に僕らが欲しかったのはこんなものだったのかな?」って、気分にさせたんでしょうね。実はこの気分ってのが凄く大切なんだろうと思います。まさに景気って言うくらい、経済だって数字を駆使した分析は大切だけど、経済を押し上げるのは、モノやサービスを買いたくなる気分ですよね。時代を作るのは気分の要素が大きいのですね。

ものづくりも、時代のキーワードである、コスト、価格、バリュー、中国調達、などなど、さまざまな時代のキーワードが気分を作り、どんどん面白くない方向へ流れて行く。そんな気持ちになりませんか?

と、言うと!面白い未来は予測ではなく創る!方が良い!
そんなことが可能なのだろうか?デザイナーとして、商品開発コンサルタントとして、いやいや、この時代に生きている当事者として、ここを真面目に考えよと思いはじめました。

オマケ
さらに20年前の番付を見ると、

1990年
横綱は「花博」

大関は「ちびまるこちゃん」


妙に「ちびまるこちゃん」が納得って感じなんですね。今の時代、サザエさんよりも、ぐっとリアリティーがあり、胸に迫ってくるのは私だけでしょうか?
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