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ハチロクで考えるブランド・世界観の共有

2012年02月07日 13:34

OFCC主催48PRODUCTサポートの「さくらモーニングクルーズ」は、毎月第一日曜日の午前中にクルマ好きが集まって、徒然に四方山話をする会です。参加者からは、家族に愛車を乗り出す言い訳をつくってもらっている会(笑)だと言われています。詳しい内容は48PRODUCTブログでお楽しみ下さい。

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懐かしいクルマがたくさんアップされています(Flickr!)

カーミーティング会場は中古車広場?
若者のクルマ離れで新車市場の未来に暗雲が立ち込めているようです。古めの車が好きファンは、自分の愛車を使って“車のある生活”をたっぷり楽しんでいて、そのための消費意欲が衰えを見せる気配はありません。「さくらモーニングクルーズ」を主催しているOFCCは、クラシックカー愛好者の集まりですが、ここに来られる方は、年式は問わないが拘り抜いた車であることは共通です。でも高額な新車を買ったと言って自慢しに来る人は一人もいません。興味のない人から見れば中古車展示場に見えなくもありません(笑)。確かに中古車ですが、それ以外の言い方はないものでしょうか?

LOTUS SEVEN Sr.2
皆の笑顔とホビーカー

大人の自動車産業と関連産業が生まれる
とりあえずホビーカーとでも言っておきましょうか。(そのうち良い言い方を考えますね)僕等の仲間は自動車メーカーが生産する新車を、壊れない移動道具(ビークル)と見ているようです。僕自身もカーディーラーに数年足を踏み入れていません(苦笑)。こんな人たちが増えると自動車産業は一体どうなるのでしょうか?僕は結構楽観的です。
自動車メーカーは、道具として成熟した過不足ない大人の車をつくるようになる。僕等はそれを吟味し移動道具として一台所有する。ほかに拘ったホビーカーを持ち、カーライフをとことん楽しむ。それによって大人の自動車産業と、地域ごとに小さな規模のカーライフ関連産業が発生して、産業と生活が「進化」する!そこには新しいデザインとビジネスがどんどん生まれる。
ワクワクしませんか?車好き仲間を見ていると、個性的な車を中心に生活を楽しむ市場が、どんどん広がって行き、文化の域に達しながら、新しい産業を興して行くことを妄想した一日でした。

頑張れ自動車メーカー
ホビーカーには、カーメーカーの企画やデザイナーが手を出せない性質の市場です。でも、トヨタが富士重工と共同開発した「86(BRZ)」など、ようやくホビーカーにチャレンジしようとする意欲を持って活動を始めました。

TOYOTA 86
TOYOTA 86

これらに注文をつけるならば、大手メーカーが丸ごと「ハチロク」の世界を創ろうとしない“見識と謙虚さ”を持つことが、本物のホビーカージャンルとクルマ文化を創ることになると思います。その理由は、初代「ハチロク」はトヨタがつくった新車(トヨタ・カローラ・レビン(トレノ)AE86)であることは間違いないのですが、今、30~50歳代になるかつての熱狂的なファンが「ハチロク神話」を創り育てたのです。ですから、そのブランドと世界観は、トヨタさんだけの所有物ではなく、車ファン全体の資産であることに、そろそろ気がついて欲しいのです。

TOYOTA COROLLA LEVIN AE86
TOYOTA COROLLA LEVIN AE86

どこでもドアはいらない、欲しいのは「頭文字D」のガレージドアだ!
大手企業は楽しむ素材を提供する。そこに高い見識、楽しいセンス、ハイマインドを持った小さな企業がコンセプトを共有して、ハチロクファン(生活界)も巻き込み、ワールドを創作したらいかがでしょう。ドラえもんも良いのですが、若者を甘やかしすぎるきらいがあります。いっそのこと「頭文字D」の架空ガレージドアを開けると、「ハチロク」の世界一式揃う商品世界を創り、若者をワクワクさせてください!車好きの社長さん、考えてみてください。その気があれば応援しますよ(笑)。

・車をつくる前に車が欲しくなるコトを開発すること
・一社だけですべてやらない!素材を提供し多くの協業企業で世界を創ること
・初音ミクを育てたように生活界(ファン)も巻き込み「共創」する


これはスティーブ・ジョブズやインテルのやってきたことです。

つづく

48baner.gif
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コメント

  1. abcd | URL | GpKNFZ9I

    「道具として成熟した過不足ない大人の車」とは、どのようなものでしょうか?

    クルマ好きの人にとっては現段階の日本の状況は「成熟」していないということになるのでしょうが、私は日本型の「成熟」を意味していると思います。

  2. CREW 馬場 了 | URL | -

    abcdさんへ

    初めての方ですね!ちょっと前の記事ですが、ご意見ありがとうございます。
    僕が感じる「道具として成熟した過不足ない大人の車」とは、64歳になるまでのクルマ遍歴を通じて到達した価値観です。例えば中古で買った初代ステップワゴンがそれにあたります。道具として余計な手間や思いをかけずに、遠慮なく自分らしく使い切る丁度好さがあって、玄関先を守っている秋田犬(愛犬です)のような愛着を感じられるモノです。
    多分、abcdさんが感じている“日本型の「成熟」”には、馴染めなくなったクルマ好き親父の評価だと思ってください(笑)

  3. CREW代表取締役 馬場 了 | URL | -

    abcdさんへ

    そうそう、この車を買う時、前オーナーさんが装着していた力は入ったホイールを”インチダウン”してもらいました。これも48父流”成熟化チーンナップ”かな(笑)

  4. abcd | URL | GpKNFZ9I

    「道具として成熟した過不足ない大人の車」が初代のホンダステップワゴンということでしたら、未成熟なクルマのサンプルとしては、さしずめ現在のトヨタヴェルファイヤあたりでしょうか?
    どちらも売れたクルマですが。

    ミニバンの個性で分類すれば差が存在するのかもしれませんが、全体的に捉えるならば、ミニバンの氾濫はクルマに対する思い入れが希薄化し道具化した事が根底にあるように思います。
    つまり大体が成熟しているということではないでしょうか。

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