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日本酒の頑張り方 1

2011年12月13日 14:19

伝統の主張
若者の車離れが話題になっていますが、それよりも、かなり以前から、日本人の日本酒離れが止まりません。暫くシリーズで、日本伝統産業、地方の企業が、どのように頑張って活動をされているか、ご紹介したいと思います。

日本酒の頑張り方
酒と言えばかつては灘と伏見の蔵が造る酒が一級品で、関東でも幅を聞かせていました。
僕は学生時代、酒好きの先輩から酒は『剣菱』と教えられ、慣れない酒を飲まされたものでした。関東地域だけのトレンドだったのでしょうか?

それから間もなくして、雑誌『酒』の編集長であった佐々木久子さんが、僕の故郷である新潟の酒『越の寒梅』を紹介すると、小さな蔵で地元の人が飲む分しか作っていないわけですから、一気に品薄となって「幻の酒」になるわけです。

それから地酒ブームが起こり、淡麗辛口の奇麗なお酒が美味しいという“薄っぺらな酒の感性”が蔓延します。当の佐々木さんは広島生まれで、3歳から酒を嗜んでいたという酒仙です。越後の酒を紹介したのは、今でも酒の一大産地である広島酒を飲み過ぎたせいでしょうか(笑)佐々木さんに代わって、馬場が広島酒を紹介したいと思います。

広島は呉に『千福』という酒蔵があります。戦艦大和に搭載した酒を造っていた蔵元で、私はそこに惚れ込んで6年ほど通っています。

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千福の歴史より

日本酒を気軽に楽しむ
僕はお酒を飲むのは、食事をおいしくいただくためだと思っています。ですから、最初はこんなお酒を企画して作っていただきました。『淡味』と『深味』です。ワインに赤と白があるように、白身の魚を代表とする淡い味の料理には『淡味』を、肉料理やぶりの照り焼きなど濃い味付け料理には『深味』をと言う企画でした。

日本酒を語る方は、あまりのも日本酒を難しくしてしまった。ビギナーには選べない!ハードルの高さを低くしたかったのです。ワインのように2種類のお酒を用意しておけば、家庭料理を美味しくいただける。そう思ったんですね。今でもこれは正解だと思っています。

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小箱 ~ 壱と弐と参 ~
日本酒を気軽に手にとっていただき、酒質や価格に惑わされないで、自分の舌と心で味わい、感性にぴったり合った好きなお酒に出会って欲しい・・・。蔵元さんと数年かけて考え、たどり着いたのがこの商品です。

ichinisan.jpg

ビジネスと言う以上に、日本酒文化を絶やさないという思いが、ここにあります。

つづく
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