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ハイマインドを持ったお師匠さん

2011年09月14日 13:49

前回の最後にお話した「それは、ものづくりの達人+使い場の達人=お師匠さんになることじゃないかな?」について、このことを事例で考えてみたいと思います。

昨日は山形で「つなぐ」研究会に参加してきました。参加者は優れた工法を持って日本中で活躍する住宅メーカーさんと、山形の素晴らしい伝統技能を持った職人さんです。
そこを、県の産業を第一線で指導する公設試験場デザイン担当者が取り持って、異なる産業を「つなぐ」ことにより、新しい地域産業を創出しようと目論む、今一番この国で先導的な事業の一つだと思っています。

tunaguyamagata.jpg

ことのはじめは
住宅というモノと仏壇というモノの関係性を見直す=「つなぐ」ことからスタートしました。
「住宅も仏壇もそれぞれ勝手にものづくりをしてるよね・・・。なんとかならんの?」

それが今では・・・
暮らし(行為)と祈る・祀る(行為)をどのように「つなぐ」のか?というテーマに進化しました。そうか!主役は施主では無い一生のお付き合いが始まる「生活者」だよね!

生活者と「断絶」したものづくり
takumimodern.jpg
株式会社シェルター
小出大佛本店 ~山形みらいの匠会~


【住宅デザイナー】
空間の形式と建造物の美しさにこだわりがちになります

【仏壇の職人さん】
宗派の形式と伝統様式こだわります

【生活者】
住宅に夢を持ちながら現実に妥協していく。仏壇に対しては、その時の「仕方ない消費」で購入者としての主体性をなくしていく

・・・よく考えると、現実にこんな悲しいことが起きていたんですね。

そこで、新しい職業である住宅デザイナーと、数百年の伝統を持つ仏壇職人が、生活者のために、日々の暮らしの中で祈る・祀る行為を開発するためにタッグを組むのです!

すごいことが起こりました!そのためには何が必要でしょうか?

「住宅設計施工に関わる技術と設備・仏壇を作る木工・彫刻・金具・塗りなどの技法ある有形資産」
+
「祈る・祀る生活行為を開発する無形資産」
= 
知的資産


そこで出番が!「ハイマインド」を持ったお師匠さんです。
それは、ものづくりの達人+使い場の達人=お師匠さんになることじゃないかな?

使い場=「日々の祈る・祀る凝らし」を提案してくれるお師匠さんの智恵です。こからの日本はお師匠さんが救ってくれます!ローテクでも先端産業に蘇ることができるのです!頑張りましょう。

山形から東京に戻る「つばさ」車中にて

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