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見えないものを見る力<自社の知的資産>-5

2011年08月09日 08:00

「知的資産」って4文字の漢字で表すと、難しそうで権威に満ちていて、どうも自分の会社に「知的資産」なんてありそうもないな・・・なんて気になりませんか? でもね、「知的資産」なしで仕事や生活をしている人は皆無なんですよ。

コンビニの知的資産
浮遊する空間
Photo by Froschmann : かえるおとこ

例えば、コンビニの商品仕入れや商品配列なんて典型です。店員さんが、棚の在庫を確認しながら、手の平に乗る端末機器を操作し商品を発注します。片やお客様の商品を受け取った店員さんが、POSレジに、売れた商品と金額を入力し、最後にあなたの顔をチラ見して、年齢キーをたたきます(笑)。
その、発注と販売で行われているボタン操作が、世界に張り巡らされたサプライチェーンのネットワークを、猛烈な速度で稼働させ。毎日数回決められた時間に配送トラックで商品を届けさせています。そこにはコンビニエンスストアというフランチャイズビジネスをサポートする、高度で精緻な「知的資産」が存在しています。

しかし!その高度で精緻な「知的資産」を支えているのが、店員さん(バイトがほとんど)の「知的資産」なんです!

コンビニ店員の「知的資産」が世界を動かす
例えば、雨が降り出します。そうすると雨傘がそっと店先の目立つ所にしゃしゃり出てきて、少々の雨だけど「あっ・・・買っちゃおう」ってことになります。これは店員さんが、“雨が降る日に傘を入口に置くと売れ行きが上がる”という経験が、「知的資産」になり、販売活動のノウハウになるのです。

都内近郊の駅前コンビニでは、朝・昼・晩の商品構成を変え、きちんと売り上げを確保しています。

朝:都心通勤のお客が朝食のサンドイッチと野菜ジュースを買う
昼:近郊から来たバス通勤の地元企業OLさんが、口直しに甘めのヨーグルトが好む
夜:帰宅する独身者が夕食の弁当を買って帰る

これにより時間帯ごとに品ぞろえを変えること、などお店の「知的資産」になっています。

このように全国津々浦々で創意工夫されて身についた「知的資産」が、やがて大きな傾向となって把握され、巨大なコンビニチェーンの「知的資産」になり、不安と希望を持ちつつ新規開店する素人のお店を、「大丈夫!わがコンビニチェーンは本部がしっかり高度な知的資産でバックアップします。安心して開業してください!」と、なるわけです。基礎情報はお店の店員さんが積み重ねた「知的資産」でなんですよ。そう思えば「知的資産」って、身近に感じませんか?

それでは手前味噌の知的資産を!
いくら説明しても、それはデザイナーの後付け解説だろうと言われますので、自分の会社の事例で解説してみますね。

事例:「LAZY TOP(レイジ―トップ)」
ガレージライフを楽しむ「48PRODUCT」のブログ読者はお分かりだと思いますが、クルーのもう一つの仕事は、クルマいじりやガレージ遊びをお手伝いする「48PRODUCT」です。最近、スーパーセブンという車の屋根に取り付けるレイジ―トップという商品を発売しました。

DSC_0046

詳しくは48PRODUCT blog 「LAZY TOP 」をご覧ください。

これを事例にクルーの「知的資産」を解説してみます。
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