FC2ブログ

見えないものを見る力<自社の知的資産>-2

2011年08月04日 11:30

さあ、みなさん!自社の知的資産について考えてみましたか?
資産は「活かす」ことが目的です
資産と言うと蓄財するように、「貯める」のが目的のように誤解しませんか?もちろん違いますね。資産は活かしてこそ!です。その上、資産は、ただ使うのではなく、それによって利益を上げることが目的ですね。そうなると、さて資産をどのように活かしたものか・・・?これが問題になります。

南極の雪に世界中の雪のモデルがある
株式会社大原鉄工所さんは、雪に対する知識が資産で、それを上手に使って何をしたか?前回のブログでは、まだそのあたりに触れていませんでした。世界の雪をどのように知っているか?ちょっと解説します。

大原さんは、南極観測隊が使う雪上車を開発製造する国内唯一の企業で、毎年、運用要員として何と!越冬隊に社員が参加しているのです。

南極観測隊 雪上車
株式会社大原鉄工所ホームページより 南極観測用雪上車

→だから、ここからが大切!南極の激しい雪の変化は、世界中の雪の状況を表すモデル→従って、通年、南極で雪の粘性変化に対応する実験を行っているようなもので、その対応結果を市販のゲレンデ整備車づくりに生かしている。

その知識と経験をどう活かしているか
日本の最高の頭脳を極点まで安全に届けるために培ったハイエンド技術を、国内スキー場ごとに異なる雪に状況に合わせて、キャタピラ接地圧、エンジン出力調整、フィニッシャーブレード角度、プレッシャー数値管理など、雪と言う商品を最高の状態に仕上げる総合技術として確立、それを製造技術に応用展開して商品化しているのです。まるでF1レースに参戦する自動車メーカーのようですね。

Mechanics working on Massa's Ferrari

つまり、雪を知っているという無形の(知的)資産=頭脳が、日本が誇る優秀な技術(有形資産であるものづくりの素材や設備=シーズ)を、手足のように使いこなし、商品を創っていることになります。技術を活かすのも、見えない無形の(知的)資産であることがわかっていただけますでしょうか?
スポンサーサイト





コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://crewdesign.blog137.fc2.com/tb.php/114-4e9118ab
    この記事へのトラックバック