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開発はテーマが重要2

2012年09月13日 13:38

またまた出張続きでブログ更新がおろそかになりました。越前、京都と回ってちょっと落ち着いと思ったら、今日から山形へ出張で、今「つばさ」車中で原稿を書いています。

開発にはテーマが重要で、テーマとは開発の独自課題だと前回言いましたね。ですから、誰かが十把一絡げに分析したヒット要因など、売れた結果を有り難がることも話のネタにはなりますが、できたら、そこから遡ってヒットするように仕掛けた入口を探る方が役に立ちます。つまり入口が開発テーマなのです。

オプナスさんというセキュリティー機器を扱う企業があります。事業理念は“愉しいセキュリティー”です。モノづくりはその理念に基づき実践されています。そこからこんな商品が販売されています。

鍵をかけたかどうか記憶してくれる鍵。「鍵のかけ忘れ、心配なし!」アイズ
eyezu
オプナスさんについてはコチラの記事でも語っています。是非、ご覧下さい。

ぬるい理性でテーマを設定しない
この商品開発の開発テーマは“鍵かけ確認のためにわざわざ家に戻らせない”です。この商品はマスコミでも話題になり、いわゆるヒット商品です。これを結果分析すると、“鍵をかけたかどうか記録が残る”というテーマとして捉えるようです。私の周りにいる多くの開発担当者もきっとこのようにテーマを設定し開発するでしょう。
この違いが分かるでしょうか?私は全くこの両者は異次元の違いがあると考え、テーマ設定には細心の注意を払っています。みんなが理性で納得するぬるい落とし所ではいい商品が創れません。

怒り、不満、不安がテーマの源
“鍵かけ確認のためにわざわざ家に戻らせない”この言葉の源はやるせない感情で「怒り」「不安」「不満」です。ですから切実な解決策を要求するテーマ(課題)です。従ってさまざまな解決策が発想されます。

例えば・・・
久々家族打ち揃い準備万端いざ温泉に!快調に飛ばして高速道路へ・・・

父「鍵かけたよ・・・ネ(汗)」

しばし間があって・・・

母「えっ!?あなたかけたんじゃないの」・・・

一気に気まずい雰囲気です(苦笑)。切実なテーマになります。
awaterukoto
またこんな場面も考えられますね

“鍵をかけたかどうか記録が残る”これは理性でたった一つの解決策を想定していて、いくつものアイデアを要求するパワーを失っています。ですからテーマではありません。最初から発想の領域を決めてかかり、どことも同じ商品を開発することになります。

みなさん!
今意一度とりかかっている開発テーマを見直して見てください。


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