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「つなぐ」デザイン思考 3

2011年06月30日 08:00

飛躍、離脱、進化するコンセプト
今日は日藝のデマネージメント論で、コンセプトの飛躍について実験してみました。
テーマはポートフォリオの開発です。ポートフォリオは就職を優位に運ぶために、自分の作品をファイリングし、編集し、最高の状態で面接官に見せて自分を売り込む、学生にとって最も重要な武器です。これを3年後期のデザインマネージメント論で企画し、商品コンセプトに構成したんです。

出来あがったコンセプトが「メモができるポートフォリオ」
デザイナーの先輩に見せて意見を聞き、貴重な意見をその場で、ポートフォリオに直接書き込める(もちろん作品を汚さないで)。それによって自分の作品の磨きをかけることができる!と言うものでした。

コンセプトってご利益のことだよね。ご利益は?
   そうです。メモが書けるというご利益・・・
それは機能じゃないの?
   あっ!そうか・・・ご利益は意見を聞ける
いや、そのもっと先は?意見を引きだせる、「だから」・・・
   「だから」作品が改善できる・・・です・・・か?そこまで考えていなかったです・・・。
今、すっごくいい気づきに差し掛かっているよ。それじゃ実験だ。ポートフォリオって「もの」は具象だね。
   そうです
それを抽象化してみようよ
   作品を目的に合わせ並べ替えながら収納して、作品の状態を生み出した時点の品質を確保でき、高品質に見せることができる・・・ですか? ・・・

こんなにスムーズには行きませんが、私の誘導もあって何とかまとめます

君がデザインしたものと、どこか決定的な違いに気が付かないかい? ・・・また、気づきを誘導する質問を投げかけます。
   自分のデザイン案と従来のポートフォリオの決定的な違い・・・?

今日は学生が「あっと」驚き、自分のデザインがものすごく可能性がありながら、如何に浅い次元で止まっていたのか?と言うことに気がついたようでした。講師の僕にとってもすごくうれしい出来事でした。

「何が?」って感じでしょうが、種明かしは明日のブログで!皆さんも。飛躍する。進化するコンセプトの大転換を!どうぞ明日までに考えてください。

今日は、山形の「つなぐ」デザインビジネスと研修へ出かける「つばさ」の中で原稿を書いています。

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